懐かしのメーカーオリジナルSFメカやアニメ等に登場したメカに関するキットをご紹介していきます。
SF世界の航空機
アニメ、映画に小説等SFの世界で活躍する架空の航空機のキットをご紹介します。
まず当展示室のオープニング企画としてゲームソフトの中で活躍した架空の機体キットの展示を開催します。
ナムコ(今はBANDAI NAMCO)のエースコンバットシリ-ズといえば数々の現用ジェット戦闘機を操縦して与えられたミッションをクリア-しながらスト-リ-を進めていく空戦(ロールプレイング)ゲームとして人気も高く、また根強いファンが多いゲームです。
現在ナンバリングシリ-ズは7(2019年2月追記)まで、ナンバリングのないPSPでのゼロやXシリーズ、アサルトホライズン等もありました。
Infinityではついに従来からのキャンペーンシナリオに加えて全世界のゲーマーとのネット対戦ゲームに進化しています(ちょっと課金がかかりすぎるのとサービス終了後未完のキャンペーンモードまでがプレイできなくなったのはちょっといただけませんでした)。
7ではおまけながらVR対応となり(SONY製CUH-ZVR1および2のみ対応)、ミッションの開始とともに緊急発進に向け滑走路へとタキシング中、目の前をエンジン被弾したB-57Hがかすめるようにハードランディングし飛散する破片が降り注ぐ中を突っ切っていくシーンは見ものでした(スゲ~)。
各シリ-ズとも古参のジェット機から最新鋭機まで、操縦可能な機体のバリエ-ションも多く、そのキットを紹介しようとすれば米欧ソ日の歴代主要戦闘機すべてをそろえる羽目になってしまいます(残念ながらまだ中国や新興国の独自開発戦闘機は含まれていません。次作くらいでは登場するかな?まあ許諾とれないか)。
ゲームタイトル後に映し出されるゲーム中に登場する機体名と各メ-カ-の許諾リストを見てもその数の多さは一目瞭然(ただしリストの機体すべてに乗れる訳ではありません。あくまで戦闘機と攻撃機だけ、最新版でやっとB1/B2爆撃機が含まれました。そうそう一度だけ非武装の練習機に乗りましたね)。
このゲ-ムの面白いところは「どれだけ積んでるんじゃ!」というほど多数のミサイルを次々と繰り出せることでしょう。ストレスフリーです。
実機じゃ4~8発のミサイルを後生大事に抱え、ステルス性能やジャミングを駆使して密かに目標に近づき、敵に気づかれる前に一発必中で撃破するか空中格闘戦の末に敵のバックをとってここぞというときにだけ射ち放ち、万一外れてしまいミサイル兵器を打ち尽くしたあとは戦線離脱、ダッシュで基地に帰還する(いま時の高性能戦闘機を機銃で落とせますかいって)といったシビアな現状を考えなくてもよいのです。
バイオハザ-ドの方がなんぼか過酷(ヒエ-、パラペラム弾あと5発しか…….どこかに落ちてないか?ナイフバトルは無理......の世界ですからね)。
一方、このシリ-ズには架空のス-パ-ウェッポン機も登場しました。
今回はゲームに登場したそんな架空の機体キットを取り上げましょう。
ADF-01F FALKEN ファルケン
シリ-ズ初期(エースコンバット 2)から隠し機体として存在した赤い怪鳥ADF-01F FALKEN ACE COMBAT 5 Version。
深紅の機体、キャノピー部に光学センサーを並べたコクピット部、極めつけは機体下部に格納された高出力のレーザー砲(レーザー砲が搭載されたのはシリーズ5からか?)。
Infinityでもだいぶ経過してから追加購入可能な機体として登場します。
BANDAI EX-MODELからリリースされた1/100スケールのインジェクションキットですが自身はどうもこの機体に対して宿敵のイメージが強くて愛機にできないジレンマが..............う~ん。
キット内容
完成品写真(Box掲載)
R-103 デルフィナス
エースコンバット3エレクトロスフィアからR-103 デルフィナスを。
このシリーズ3はエースコンバットの中でも異色のストーリー展開でした。
キャラクターも含め全編アニメ調で描かれた世界はすべて電脳世界の話となっていました。主人公(つまり自分自身も存在しない:あっネタバレじゃ)というオチが。
キットはあのハセガワが何を考えたのか唐突に「3D-CADによる完全再現金型を用いたキット」として1/144スケールで出したもの。
ACE Combatモデルの先駆け的なキットでもありハセガワのエースコンバットキットのルーツではないでしょうか?
当時若干デザインが異なるR-102の広告も出ていた記憶がありますが市上に出なかったのか、買いそびれたのかコレクションにはありませんでした(うーん、記憶が)。
ハセガワがこんなキットを出していたのを知らない人も多いのではないでしょうか?
余談ですが最新のInfinityでやっとR-101が操れるようになりました。
標準装備の対空ミサイルが意外と強力な設定になっており小気味よいのですが操縦レスポンスが電脳制御式(笑)なのかふわふわした動きでちょっと違和感が.......
うーん、扱いづらい。
ASF-X 震電II
1/72Scale ハセガワ
エースコンバット アサルト・ホライゾンで登場した日本の航空自衛が誇る最新鋭機体、震電Ⅱです。
ハセガワが久々にエースコンバットシリーズに参戦してきました。同社の定評ある航空機モデルキット技術を注ぎ込み、架空の機体とは思えない機体に仕上げてきました(ちょっと褒めすぎかな)。
このくらいの再現力でエースコンバット5のパステルナーク少佐愛機CFA-44 Nosfetatu試作機や44やZEROのX-02 Wyvernもキット化してくれないでしょうかね?長谷川さん。
キット内容
XFA-27
1/144Scale Kotobukiya
Acecombat 2で圧倒的な性能を有する新型機として登場。Infinityでは機体購入価格が高価でやっと手に入れたものの改造までは手が回らず高性能な機体設定ながらほとんど実戦投入させられなかった機体でした。
突然キット化されましたが出来れば1/72スケールで出して欲しかったところです(以後1/144シリーズとして定着)。
とは言え可変翼は左右シンクロ可動、ギア類は差し替えで着陸態勢/飛行形態の選択ができる様になっています。
グレー成形色故にBox絵の迷彩スキン機体向けですがキャノピーもクリアーとゴールドの2種が同梱されており、またデカールもスカーフェイス仕様のレッドラインが準備されているので純白の特別スキン機体も選択が可能です。
エンジンノズル部等は黒の2色成形でクリアープラのスタンド付き。
キャノピーは機体スキンに併せて2つ準備されています。
この目立つスカーフェイス機体にはホワイトプラ成形色にレッド部は塗装済みのキットもリリースされています。
あとはX-02かCFA-44を出しちくりー、おねがい。
追伸(2019年8月)
X-02はとうとうこのキットシリーズから2019年11月にリリースされますね。
パーツの構成
X-02S Strike Wyvern
1/144 Scale Kotobukiya
ACE COMBATではおなじみのX-02ワイバーン。
エ-スコンバット7では発展型機体としキャンペーンモードのクリアで解放され、当初は兵器搭載数の多さ故にゲーム終盤の大規模空戦ミッションでは重宝しました。
後に有料DLC機体としてさらにミサイル搭載量の多い機体が次々と登場しましたけど........
ファン待望の機体のキット化です。
それ故か箱絵はゲームミッション19 アーセナルバード残機の撃墜作戦。
ただこれらの大型機は続く最終ミッション20において宇宙灯台へのトンネル入り口突入が厳しく、何度接触墜落したことか(クソ)。
結局ミッションでのこの機体使用を諦めてF-22に。
さてキットの方も小粒でもピリリと辛い良い出来です。
当機の特徴である可変形態(可変翼)は全て差し替え方式で再現されており、ペイロードベイ内への搭載兵器、着陸脚もきちんと再現されてます。
さらにコクピットにはパイロット、武装指揮官の2名のフィギアによる複座型とともに後部座席にAIユニット(ゲーム内では登場しなかったような...)の搭載もチョイスできます。
その他パーツの構成等はXFA-27を踏襲しており、エンジンノズル部等は黒の2色成形でクリアープラのスタンド付き。
キットのバリエーションはゲーム内Skin#03の塗装バージョン版が同時発売。
次はADF-01 FalkenかADFX01-F Morgenか?
追伸
ADF-11F Ravenの方が来年2月にリリース予定とのこと。よしよし......
パーツ類
ADFX-10F Ace Combat 7 Ver.
1/144 Scale KOTOBUKIYA
Acecombat 7 Skies unknown Mission 20 Dark Blueにて国際軌道エレベーターを舞台に主人公トリガー率いるオーシア軍飛行部隊に襲い掛かる新型無人機SDFX-10Fのキットです。
有人機ADF-11Fの最新無人機タイプという位置づけのこの機体、ともに機体前部のノーズユニット(箱絵右下)に後部の兵装フライトユニットRAW-Fを結合した2ユニット構成の機体です。
有人型のノーズユニットADF-11の機体をADF-11F:Ravenと呼び、ゲーム内では単に無人機と呼ばれていたADFX-10Fが今回のキットとなります。
有人型ADF-11Fも機体成形色と兵装を変えた別バージョンとして同時販売されていますがこの無人機キットにも有人機型のキャノピーがおまけで同梱されておりADF-11Fを再現できます。
本機は箱絵通りに緊急時やミッション遂行時に後部の兵装フライトユニットを切り離し、格納された前進翼や垂直尾翼を展開してノーズユニットのみでさらに高機動飛行をしながら搭載レーザー兵器で執拗に襲い掛かってくる厄介な機体でした。
尚、次回販売が告知されたのはややこしいですがADFX-01 Morganです。
キットはノーズユニットとフライトユニットの合体・分離、ランディングギア類や機体内兵装部の展開、格納等が選択式となっており、ユニバーサルジョイント搭載のクリアープラのベースまでついています。
エンジンノズルやランディングギア類は別成形色となっています。
このキットシリーズ、回を重ねるごとに通好みになってきますね。
組み立て説明書やデカール類
ADFX-10、RAW-Fのパーツ類
ベース等クリアーパーツ
ADFX-01 Pixy/Morgan
1/144 Scale KOTOBUKIYA
昨年秋に予約が始まったエースコンバット ADFX-01 が届きました。
エースコンバットファンに人気の高い同機の特殊兵装TLS(指向性高出力レーザー砲)には別売LEDユニットを実装でき、またTLS自体を実装選択式としてブラック塗装のMorgan仕様にも仕上げられます。
TLSにはレーザー発射時をイメージしたクリアーピンクの長いロッド状パーツもついています。
うーん、新機種リリースの度に完成度のレベルが上がっていくこのコトブキ屋エースコンバットシリーズ。
次は絶対あのパステルナーク少佐の愛機CFA-44 Nosferatuだろうな。
待ち遠しい限り.......
パーツ一式
Pixyカラー塗装済みの機体
こちらは Skin#01のオリジナル・ソルジャーエースカラー版。
2021.12.25
なぜかこちらだけ価格暴落でお求め安くなってますよ。
2021.06.05
壽屋次回作はX-49 Night Ravenだと!?
くそ、なぜCFA-44 NosferatuではなくX-49なんだ!と驚きと怒りに震える当館館長。
X-49といえばエースコンバット3の主人公(自身)の同僚キースの「挟まっちまったぜ....」で有名な敵役ボックスウイング機。
まさかの驚愕チョイス......でした。
10月31日発売予定、現在予約開始中です。
久々のキット化となるデルフィナスRシリーズの方が売れるんじゃないかと心配しつつもキット化2番手に甘んじるのは壽屋の沽券にかかわるんだろう........
まあ、予約はしておくか.......サンプルショットの出来はとても良さそうだし。
X-49 Night Raven
1/144 Scale KOTOBUKIYA
当初のリリースより少し早く届いたX-49のパッケージ。
後退翼型全翼機を上下2段に並べ、翼端結合した様なボックス型複葉機。
同シリーズゲーム内にて度々その名が登場する多国籍軍需企業体ゼネラルリソースにおいて次世代最先端研究機として試作されながらも開発計画が凍結されていたものをテロリスト集団ウロボロスに盗み出され......といった設定の敵役機体(ウロボロスシナリオ)としてゲーム内での遭遇に。
幾つか分岐したシナリオのなかでこのウロボロスルートにおいて主人公の同僚キースの捨て身の体当たり攻撃で機体はボックス片翼内に挟まり脱出が不可能な状態に。
X-49の方も自重超過となり推力不足でキース機とともに墜落という悲劇的結末となりました。
次はCFA-44でお願いしますよ、コトブキさん!
あら、既に原型は出来てるんですね。早くお願い.......
パ-ツ内容
CFA-44 Nosferatu
1/144 Scale KOTOBUKIYA
あれだけ切望していた機体。リリース当日に届きながら掲載を忘れていました。
Acecombat 6にて同シリーズ中でもトップクラスのエースパイロットである敵国エストバキア空軍シュトリゴン隊隊長パステルナーク少佐の愛機として登場した機体のモデルです。
アサルトホライズン/Acecombat 7では操作可能な自機として登場しました。
コトブキ屋さんのこのAcecombatシリーズキットどんどん精緻なキットに進化していますが次は何になるんだろう?
これで打ち止め.......てなことにならんことを祈って。
パーツ類
シュトリゴン隊塗装済みの機体
F-22 Raptor "STRIDER 1"
1/48 Scale Hasegawa
Ace Combat 7 ”Skies Un-known”で主人公トリガーの愛機として登場するF-22がハセガワから新キットとして5月末にリリース予定とされ6/3に当館に到着しました。
とはいえ基本的には同社F-22の既存キットに今回ストライダー隊トリガー機用新デカールをつけての再販ですが新キット扱いとなってます。
そうそう、この機体はゲームの最終章、国際宇宙軌道エレベーターのミッションで使わせてもらいました。
現役戦闘機としては大型機ながらもゲーム内では他の架空最新鋭機群に比べてコンパクトな機体となるため宇宙エレベーター内部へトレンチ抗からゲートへの侵入も楽々に。その後お決まりの(海底)トンネル迷路内での戦闘・駆け抜け飛行に加えてタワーの地下中心部での制限時間内クリアーミッションでも機体コントロールが容易(失速速度が低めで推力可変ノズル機構により小回りも利く)なことに加えて十分な搭載兵装でミッションクリアーには最適でした。
まあ他の機体でもクリアーできるでしょうが(必ずゲート通過失敗になって.......)
まず起動エレべーターのガードトンネル内を垂直に駆け抜けるには実際F-15やF-22のように推力/重量比が1を超える機体でないと無理(なはずなんですけどね)。
腐れ縁のカウントが操縦する僚機F-15C(この機体も近日発売)は被弾し地下内部での困難な不時着を余儀なくされました。
実機に派生型がない同機故、キットは既発売のカラーバリエーションキット群と同一と思われます。
主翼フラッペロンの位置、兵装ベイドア、キャノピー等は開閉ポジション選択式です。
兵装はAIM120C-AMRAAMにAIM-9G-SIDEWINDER。
F-15 ACTIVE
1/144 Scale TOMYTECH
エースコンバットに登場する架空の機体ではありませんが度々同ナンバリングゲーム中に登場、使用できたF-15高機動改造試作機でした。
複座型のF-15B試作機の一機にF-18の水平尾翼を流用した大型カナードを付け、2次元推力可変機構を搭載したF-15 S/MTD:Short take-off and landing/Maneuvering Technology Demonstrator機として登場。
USAFで性能確認実験を終了後にNASAに移管され、円形三次元推力偏向ノズルに換装され、フライトコントロールプログラム等を大幅に改良したこのACTIVEに。
この機体はPS3のACE COMBAT INFINITYのマルチ対戦モードで良くこの機体(S/MTD)を使用しました。機体のアップグレードとして主エンジンを軽量改良型に交換、機体ロール性能の増強のみをプラスし、あとは標準ミサイルの威力と高機動化にポイントのすべてを注ぎ込み主兵装としてチョイス。
ダッシュ力と旋回性能、ミサイルの高機動化に特化したこのACTIVEで艦隊防空戦では開戦から味方空母の上空に滞空し敵機を迎え打つ役に徹しました。
チームに同じ考えの方が一人はいてくれて2機体制で防空任務に。ほんとに助かりました。
逃げていく鈍重な敵チーム爆撃機等を空域中途までダッシュで追いかけ後ろからミサイル攻撃。同僚機からヘルプの合図に早々に空母防衛に戻る戦術は意外に当たってチームの勝利、MVP入賞も。ポイントも結構稼げました。
キャンペーンストーリーは未完まま、マルチ対戦モードも事前の予告はあったものの惜しまれつつ終了。ただその後一切のゲームモードが利用できなくなるという事態に不満も残ったINFINITYですが出来のよいゲームで4年間楽しませてもらいました。それ故にとても残念。
PS-HOME、トロのまいにち一緒とともにPS3時代のなつかしい思い出です。
ADF-01 1/144Scale KOTOBUKIYA
壽屋エースコンバットシリーズ最新作はあの赤い悪魔ADF-01Falkenでした。
リリースの遅れもありましたが一昨日に無事到着しました。今回はだいぶ入手が激戦だったようでアマゾンも自社予約扱いをしていませんでした。
今回は久しぶりにジョーシンで予約購入しました。
このキット先代バンダイの1/100スケールキットを相当研究したように見えました。
同社のエースコンバットシリーズ統一の1/144と小ぶりな機体となるため無理をしない部分、後発ゆえの新機軸もあってよくまとまっています。
今回バンダイ/コトブキヤの組立説明書からその特徴を比較してみました。
左が今回の壽屋版、右がバンダイ版でさすが後発版とゆうよりいつも通りのカラー写真豊富なビジュアル重視の取説です。
発売時期の差からデカールのバリエーションが豊富なのもポイントですがこれはバンダイ版がAC5としてのリリースなので致し方ないことですね。
モールド色もバンダイ版3色に対してメタル色パーツを加えて4色にしているのは壽屋版に加点(笑)。
先にバンダイのキットをよく研究しているとしましたが搭載ギミック、飛行/駐機形態の選択パーツ表現ともにほぼバンダイ版を踏襲。機首と後部胴体部を2分割し、さらに機首部分にスナップ組立方式を導入してコクピット下のレーザー砲展開時の形態を分解/再組立てして再現する選択方法を同じく採用しています。面白いのは不要パーツとしてバンダイのパーツと同じものがランナーについていること。
1/144スケール故にコクピット光学センサー部はバンダイ版のクリアーパーツ採用は断念して塗装(黒塗)で再現させます。着陸ギア類も少し手抜きに見えてしまうかな.......
ただ尾部のエアブレーキを可動式にしたのは立派です(バンダイ版はハメ込みパーツ選択式)。
かんばりましたね、寿屋さん。
次は何をリリース予定なのでしょう.........
戦闘妖精雪風
FFR-31 MR/D
SUPER SYLPH YUKIKAZE
1/72 Scale PLATZ
古いキットですがSFマガジン誌に掲載されたSF短編小説(連作)「戦闘妖精雪風」よりFFR-31 MR/D スーパーシルフ3号機「雪風」のキットです。
突如時空ホールを通じて地球に侵攻してきた未知の知性生命体と対峙するFAF(フェアリー空軍)の最新戦闘偵察機です。
PLATZの1/72スケールマルチマテリアルキット。この小説は漫画化もされ、出てくる航空機群が皆秀逸です。
キット内容
マルチマテリアルパ-ッ類
パーツリスト
航空自衛隊 F-15J(改)Eagle Plus
1/144 Scale HMA
機動警察パトレイパー2the Movie(1993年)
に登場したF-15Jイーグルの改良型とされる機体モデル。
17年も経過してのキットかはAce Combat 7の影響でしょうか?
映画の公開2年前に退役した実機のF-15高機動化実験機F-15S/MTD(後のActive/IFCS)を発想のベースにしているのでしょう。
さらにはこの実験機のデータを活用し開発されていたF-22の機体要素をF-15本体にはめ込んだ様な機体デザイン。主翼や水平尾翼に加え推力変更排気ノズルはF-22そのものです。
航空自衛隊F-4E/Jの後継機として最有力候補であったにもかかわらず国外禁輸となったF-22ラプターに替わる機体候補として一時期話題になったF-15SE サイレントイーグルよりも性能が高そうで....(笑)。
キットは設定案と映画登場版の2種が選択でき、デカールも豊富です。
キャノピーも2種同梱されていますがさすがに無色透明パーツですから薄くクリアーイエロー吹かないと。
Ace Combatシリーズの同一スケール架空機体モデル群と並べても違和感ありませんね。
設定版と映画版では先尾翼/水平尾翼の大きさとドックツースの位置が変わっています。
設定版のドッグツースをつけた大きめの先尾翼が映画版ではクフィルC2のような細いシンプルなものに換わり、代わって水平尾翼の面積を増やすといった変更が加えられているようです。
格好良さの設定版からより先行実機例を参考にしたリアリティ重視への見直しがなされたのでしょうかね.....
ORBITAL INTERCEPTOR Ragnarok
(1/200 Scale) AURORA
1975年リリースのオーロラのキットでUSAFのロゴが描かれていますが全くの架空SF機です。
この機体、実は1959年に発売された同社のオリジナルSF原子力旅客機(SF雑誌の挿絵に登場した未来航空機)のキットを後に大気圏外原子力迎撃機として化粧直しをして再販したものです。
若干の金型改修もしています。
スケールは初版の原子力旅客機の時のもの。
原子力旅客機時代の名残りのリアクター取り出し機構もそのままに残っていて内蔵式ミサイルベイに加え機体尾部には小型ロケット戦闘機がパラサイト格納されています。
今でも極まれにネットオークション等に姿を見せますが...........